いちご栽培をプランターで簡単に行う方法!?病気や肥料についても
ビタミンCが豊富な「いちご」に、美白効果があるとされているのは有名ですが、それ以外にもポリフェノールによる目の疲労回復や、悪玉コレステロールの排出効果まであるそうですから、大変驚かされますよね。
そんないちごですが、自宅で栽培すれば、毎朝採れたてのいちごを食卓に並べることも難しくありませんよ。
それに、いちごの栽培で伸びてきたランナーを上手く活用すれば、いちごの苗を増やすことも可能なのだとか。
そこで今回は、いちごの栽培をプランターで簡単に行う方法や、いちごの病気や肥料についてご紹介いたします。
いちご栽培をプランターで簡単に行う方法をご紹介!?
・いちご栽培をプランターで行う方法
いちごをプランターで栽培する方法ですが、まずは苗やプランター、肥料が必要ですので、ホームセンターに足を運んで購入しましょう。
なお、いちごの品種はさまざまであり、どの種類を選べば良いのか迷ってしまいますが、初めていちご栽培に挑戦するなら、病気に強い「宝交早生」「カレンベリー」「おおきみ」などの品種を選ぶのが無難です。
そして、いちごの栽培に慣れてきたら、育てたいいちごの品種にチャレンジしていけば、より一層いちごの育成を楽しめるかもしれませんね。
また、いちごの種から育てることも可能ですが、いちごの栽培に慣れないうちは、最初から苗として販売されているタイプのものを選ぶと良いでしょう。
なお、いちごの苗は葉や茎に変色などが見られず、病気にかかっている様子もなく、ハダニやアブラムシなどの虫も付いていない健康的な苗を選んでください。
・小さなプランターでも大丈夫なの?
プランターのサイズですが、いちごは土の浅い所に根を張って育つ植物であるため、最低限の土の深さが確保できるプランターであれば、小さなサイズを選んでも問題ありません。
ですので、自宅にあるプランターで間に合わせても構いませんし、大きなプランターを使用するのであれば、いくつもの苗を同時に植えられますよ。
ただし、同じプランターに沢山の苗を植える場合は、苗の間隔が狭くなりすぎないように、15cmから20cmほど空けて植えるようにしましょう。
なお、プランターに土や肥料を入れたり、いちごの苗を植え付けたりする方法は、次の動画を参考にしてみてくださいね。
いちごは通気性の良い環境を好むらしいので、プランターの底に穴が空いており、ちゃんと空気の抜け道が確保されているものを選ぶのが良さそうです。
そして、プランターの底にいれる鉢底石ですが、いちごが健康に育ちやすい環境を作るためにも、できるだけ入れておいた方が良いとの意見がみられました。
また、いちごの栽培に使う腐葉土ですが、パッケージに「いちご用」と書かれているものを選びましょう。
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いちご栽培で悩まされる病気の詳細はコチラ!?
野菜や果物の栽培は、植える所までは問題なく済ませられますが、そこから先が苦労の連続だったり、地道な作業の積み重ねだったりしますよね。
それは、いちごの栽培も同様であり、病気にやられてしまえば、甘くて美味しい実を収穫することなく終わってしまいますので、事前に対策方法を知っておきたい所ですよね。
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・いちご栽培におけるいちごの病気とは?
いちごの病気のひとつに「うどんこ病」が挙げられ、この病気になったいちごの葉や果実は、小麦粉がかかったようになることから、うどんこ病と呼ばれているのだとか。
なお、うどんこ病の原因は、カビの一種である子嚢菌(しのうきん)ですが、そのカビを繁殖させてしまっているのは、水と肥料の与えすぎや、乾燥した低温での栽培だとされています。
そのため、うどんこ病を予防するためには、きちんと日光を浴びられる環境で育てることや、カリグリーンなどの薬剤を使って土壌の環境を改善することが重要となってきそうですね。
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そして、いちごの葉に黒や褐色の斑点が現れる「炭疽病(たんそびょう)」も、雨の日が続くとなりやすく、間隔を空けずに植えた苗が病気になりやすいそうですよ。
また、いちごの葉や実が萎れてしまい腐ってしまう「灰色カビ病」も、雨の時期が続くとかかりやすい病気のようですが、ポリオキシンなどの雑菌剤を使用することで予防に繋がります。
ですが、最初から病気にならないようにするためには、雨に当てすぎないように注意することが大切だと言えそうですね。
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いちご栽培の肥料やランナー株の増やし方はコチラ!?
・いちごの肥料はどんなものを使うと良いの?
いちごの肥料もいろんな種類のものが販売されていますが、まだ慣れていないうちは、いちご専用の肥料を選んでください。
また、家庭菜園に慣れていて、普段から自分で肥料を配合している方は、ご自身のオリジナル肥料でチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね。
ただし、甘くて美味しいいちごを収穫できるかどうかは、肥料選びにかかっていますので、最初のうちは無理せず市販の専用肥料に頼った方が良さそうです。
そして、いちごの肥料の与え方ですが、元気に育って欲しい気持ちが先走り、必要以上に与えすぎてしまっては逆効果ですので、肥料のパッケージに書いてある分量を守って適度に与えましょう。
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・ランナー株の増やし方
最初にランナーについて説明いたしますが、先端に芽が出ている匍匐茎(ほふくけい)のことをランナーと呼び、このランナーによって子株が増えていきます。
また、いちごの収穫が終わっていないうちに伸びてくるランナーは、どんどん切ってしまった方が良いそうですよ。
何故なら、いちごが成長するために必要な養分を、そのランナーの芽が吸い取ってしまい、結果的に果実の成長を妨げてしまうからです。
そして、ランナーでいちごの子株を増やす場合は、最初に伸びたランナーを使用するのではなく、2番目以降に伸びたランナーを使うようにしましょう。
なお、ランナーでいちごを増やしてみたい方は、次の動画で紹介されている方法も参考にしてみてくださいね。
ランナーを切断する際は、親にあたる苗と繋がっているランナーのみ3cmから4cmほど残し、それ以外のランナーは根元から切ってしまえば、残したランナーの反対側に花が咲くそうですよ。
なお、ランナーを切るハサミはどんなものでも構いませんが、意外と指に負担がかかるそうなので、専用のハサミを使うと良いかもしれませんね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、いちごの栽培をプランターで簡単に行う方法や、いちごの病気や肥料についてご紹介いたしました。
最近では、いちご狩りを楽しめたり、スーパーでも手軽に購入できてしまういちごですが、家庭で栽培できたら節約にも繋がりそうですよね。
それに、野菜や果物といった植物を育てることは、日頃の疲れを癒すストレス解消法にもなりそうですので、ぜひイチゴの栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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