入学祝いのお返しの時期や相場と必要な手紙やのしの書き方とは!?

サムネイル冬が終わり、春休みも明けてしまうと、あっという間に迎えてしまう入学式。

お子さんが入学されると、入学祝いをいただいてしまうことも少なくないですよね。

付き合いが長い親戚や、日頃から顔を合わせることも多い友人たちからの真心こもった入学祝い。

お子さんをお祝いしてくださった方々への感謝の気持ちを、どの時期にどれくらいの相場で伝えるのが適切なのか、迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

また、お礼状にあたる手紙やのしはどうしたら良いのか、知っておきたいところですよね。

そこで、今回はお返しする時期や相場、手紙やのしの書き方についてご紹介いたします。

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入学祝いのお返しの時期と相場とは!?

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最初に入学祝いのお返しの時期についてご紹介いたします。

適切な時期は、お祝いをいただいた日から計算して、一週間前後が良いとされているようです。

ただし、いろんな事情も重なって、タイミングを逃してしまうこともありますよね。

そんなときは、今になってお返しをしても、失礼に思われるのではと不安になってしまうかもしれません。

ですが、遅くなってしまったときも、一ヶ月以内にお返しをすれば大丈夫です。

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次に、入学祝いのお返しの相場についてですが、お返しの品の相場は、いただいた金額の三分の一、もしくは半分とされているようです。

ただ、実際に品物で返すとなると、何をあげていいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

そんな方の場合は、甘いお菓子の詰め合わせや地元の特産品、洗剤やタオルなどの日用品、好きな品物を選びながら楽しめるカタログギフトなどが良いかもしれませんね。

ただし、高価なものを贈れば良いというわけでもなく、いただいた入学祝いよりも高額な品でお返しすることはマナー違反になるそうですよ。

先方が気まずく感じてしまうことも十分に考えられますので、NGとされていることにも頷けますよね。

また、はっきりと金額がわかってしまう現金や商品券・ギフトカードも、相手方の生活苦をねぎらったことにつながりますので、これも失礼にあたります。

さらに、衣服も肌着や靴下など、お返しの品として避けた方がよいとされるものが多く含まれているため、選ぶときには注意が必要です。

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そもそも、入学祝いのお返しは必ずしなければならないものではなく、基本的には必要ありません。

しかし、きちんとお返しするのが礼儀だと考えてしまう方も少なくないようです。

付き合い上、お返しするのが常識・習わしとなってしまっているケースも存在します。

こういった人間関係上のしがらみに悩まされている方々は、適切な時期と相場でお返しをしたいところですよね。

入学祝いのお礼の手紙とその書き方とは!?

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次はお礼の手紙ついてご紹介いたします。

入学祝いのお返しをしない場合でも、感謝の気持ちは伝えておきたいですよね。

一般的にも、きちんとお礼の言葉を伝えることが正しいマナーです。

まずは、お祝いをいただいた当日から三日以内に、お子さんご本人に相手方へ電話させてみてはいかがでしょうか?

ただし、できることならば、お礼の言葉は電話のみで済ませず、一ヶ月以内にお礼状を出したほうが良いでしょう。

お礼状とは、入学祝いをいただいたときに出すとされている手紙のことです。

手紙の内容ですが、以下のような順で書きすすめる方法がございますので、ご紹介いたします。

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例文はコチラ!?

・前文

時候のあいさつと、先方の健康を気づかう言葉で書きはじめます。

・お礼

入学祝いをいただいた感謝の気持ちをつづりましょう。

お子さまの近状をまじえながらお礼の言葉を書くと、よりいっそう喜びが伝わりやすくなりますよ。

・感想

いただいた入学祝いに対する感想や反応、使い道についても伝えたいですよね。

すでに何か購入なさっている場合は、そのことも報告すると良いでしょう。

・末文

結びのあいさつと先方を気づかう言葉で、手紙を締めくくります。

お礼と感想は少し長くなってしまっても問題ありませんが、前文と末文は簡素にまとめましょう。

そうした方が、すっきりした文章に仕上がりますので、その点に気をくばりながら書きすすめてみてくださいね。

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入学祝いのお返しののしの書き方とは!?

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最後に、お返しの品につける「のし」の書き方についてご紹介いたします。

のしの表書きですが、水引の結び目の上部分に「入学内祝」と入れましょう。

名前との兼ね合い(バランス)を考慮したうえで、「内祝い」と入れても問題ありません。

次に、水引の結び目の下部分には、お子さまの名前を書いてください。

その名前ですが、小さなお子さん(小学生まで)は下の名前のみ、大きなお子さん(中学生以上)はフルネームにするのが一般的らしいですよ。

このとき、文字が水引とかさなってしまわないように書いてくださいね。

また、表書きやお子さんの名前は、黒墨の毛筆か筆ペンを使いましょう。

最近は黒のサインペンで済ませる方もいらっしゃるようですが、ボールペンや万年筆はNGです。

また、のしの選び方ですが、蝶結びの水引がついたものにしましょう。

何度も結びなおせる「蝶結び」は、何度あってもおめでたいと歓迎される祝い事に使用されています。

のしの選び方ひとつをとっても、日本の文化や風習が取り入れられており、その意味や由来を知るだけでも勉強になりますよね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は入学祝いのお返しの時期や相場、手紙やのしの書き方までご紹介いたしました。

お返しにおける一般的な常識やマナーも、築いている人間関係や付き合いによって変化するということを、念頭においておきたいところですね。

お返しをしない場合でも、お礼状を出すのが良いとされていますが、時代の移り変わりもかさなって、手紙(お礼状)を出さない家庭も増えているようですよ。

その場合においても、電話でお礼を伝えることは忘れずにしていきたいものです。

一般常識や礼儀、基本的な形式やマナーも大切ですが、なによりも先方からの気持ちを尊重しながら、いただいた入学祝いをお子さんのために使ってくださいね。

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