みぞおちの違和感や吐き気とストレスの関係は!?しこりの痛みも!?

サムネイル人体の急所として知られている「みぞおち」ですが、急所であることにはきちんとした理由が存在しているみたいですよ。

実は、みぞおちには数多くの神経が集結していて、血管も各器官に広がっているため、強い衝撃が与えられると血圧が一瞬で引き上がり、急な苦しみを感じるのだとか。

そのことから、急所とされているみたいですが、そんなみぞおちに不快な違和感を覚えた経験はありませんか。

また、みぞおちの違和感や吐き気・痛みには、思わぬ病魔が隠れていることもあるらしく、ストレスも無関係ではないようです。

そこで、今回はみぞおちの違和感や吐き気とストレスの関係を探りながら、みぞおちのしこりや痛みについてもご紹介いたします。

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みぞおちの違和感やその原因についてご紹介!?

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最初に、みぞおちの違和感やその原因についてご紹介いたします。

まず、胃腸の疲れから腹痛が起きると、消化不良によって胃酸が通常時よりも分泌されてしまうことがあるらしいですよ。

すると、みぞおちに違和感を覚えることがあるみたいなので、胃や腸の調子が良くないときは、みぞおちに違和感が出やすいといえそうですね。

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次に、違和感の原因として考えられているのが、アルコールの過剰摂取らしいですよ。

そのため、お酒を飲みすぎる方は、「急性膵炎(きゅうせいすいえん)」になりやすいという意見もみられました。

急性膵炎とは、膵酵素(すいこうそ)によって膵臓(すいぞう)が消化されてしまうという、恐ろしい病気です。

その症状によって、膵臓や他の臓器にまで炎症や障害が起こり、重症なケースは命が危険にさらされてしまうことまであるのだとか。

また、この病気はみぞおちに痛みが出ることもあり、軽い痛みから激しい痛みまで、症状の出方は様々なようです。

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もうひとつ、フライや天ぷら・から揚げなど、油っぽい食べ物を好んで食べる方に多い、「胆のう炎」が原因である可能性もありそうですね。

この胆のう炎ですが、9割は胆石が原因とされているらしく、その胆石は暴飲暴食・油物に偏った食事や運動不足、細菌の影響や持病(糖尿病など)によって作り出されることもあるのだとか。

また、きちんとした栄養を摂取できていないことも、胆石を作り出す原因につながってしまうそうなので、日々の食事には注意が必要ですね。

みぞおちの違和感や吐き気とストレスの関係性とは!?

次に、みぞおちの違和感や吐き気とストレスの関係についてご紹介いたします。

・みぞおちの違和感と吐き気

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みぞおちの違和感に吐き気の症状もある場合、さまざまな原因が考えられそうですが、まずは「逆流性食道炎」を疑ってみてはいかがでしょうか。

逆流性食道炎とは、逆流した胃酸で食道が炎症を起こし、胸焼け・みぞおちの違和感や痛みが出る病気のことです。

また、この病気は日々のストレスや疲れに加えて、油物やお酒を摂取する機会の多い方がなりやすいみたいですよ。

そんなときは、心身と共に胃腸も弱っているということでしょうから、くれぐれも食べ過ぎないように気をつけましょうね。

そのほか、食後の違和感や吐き気は、胃潰瘍(いかいよう)や胃がんなどの病気も疑ってみる必要がありそうです。

いずれにしても、みぞおちの吐き気を伴う違和感には重病がひそんでいる可能性もありそうなので、早めに病院へ行かれることをオススメします。

・みぞおちの違和感とストレス

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みぞおちの違和感が気になったから病院で検査を受けたのに、結果が「異常なし」だったら、不安でたまりませんよね。

ですが、心を落ち着かせて、日々のストレスや疲れに目を向けてみるのも良いかもしれませんよ。

実は、疲れや緊張・不安などのストレスによって、みぞおちに違和感が続くこともあるみたいです。

そんなときは、本当の原因を特定し、正しい治療を受けるために、診療科を心療内科に変更してみてはいかがでしょうか。

また、ストレスなどによって胃が正常に動かなくなると、胃酸が過剰分泌され、結果的に胃への負担が大きくなってしまうそうですよ。

そのことで、みぞおちに違和感や痛みを覚えることがあるらしく、症状を軽くするためには自律神経を整える必要があるのだとか。

その他の原因として、心臓神経症・急性胃炎・神経性胃炎など、ストレスの影響で起こるとされている病気が疑われます。

ですから、日頃からストレスを蓄積させないように、休日はゆっくり眠ったり、リラックスして過ごしたり、気晴らしに運動したりしながら、ストレスを発散しましょう。

ストレスを発散する方法については、次の動画を参考にしてみてくださいね。

仕事や家事・勉強などに追われて、心の余裕がなくなっている方には、何もせず過ごす時間も必要なのかもしれません。

また、ぐっすり眠ることで、ストレスや疲れをリセットできるみたいなので、1日の終わりには十分な睡眠をとるように心がけましょう。

そして、運動にもストレスを吹き飛ばす効果があるそうですから、毎日の習慣として盛り込んでいきたいですね。

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みぞおちのしこりや痛みから考えられる病気とは!?

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最後に、みぞおちのしこりや痛みから考えられる病気についてご紹介いたします。

まず、みぞおちにあるしこりですが、最初から人体に備わっているものらしいですよ。

このしこりは、「剣状突起(けんじょうとっき)」と言いまして、胸骨の最下端にある軟骨の突起で、実際にご自身の身体を触ってみると分かりやすいかと思います。

どうやら、この剣状突起の存在を認識していなかった方は、悪性のしこりだと勘違いしてしまうこともあるみたいで、不安から痛みを覚えて病院にかけこむケースまで実際にあるようですね。

ですが、剣状突起に触らないようにしながら、心の落ち着きを取り戻せば、すぐに治るそうなので心配いらないそうですよ。

ただし、この剣状突起は決して硬い骨ではないらしく、強い力で触ると骨折してしまうこともあるため、あまり触りすぎないように気をつけましょうね。

・別のしこりがあるときも、病気じゃないの?

そんなときは、何らかの病気を疑ってみる必要がありそうですね。

みぞおちに剣状突起ではないしこりがある場合、恐ろしいことに、「肝臓がん」の可能性もあったりするみたいですよ。

また、がんの症状が分かりづらい肝臓は、悪性腫瘍であったと発覚したときには、かなり進行してしまっていることも少なくないのだとか。

ですから、剣状突起ではないしこりを発見したときは、すみやかに病院で精密検査を受けてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、みぞおちの違和感や吐き気とストレスの関係を探りながら、みぞおちのしこりや痛みについてもご紹介いたしました。

みぞおちの違和感は、アルコールや油っぽいものを口にする機会が多いなど、毎日の食事も原因になっているみたいですし、この機会に食生活の乱れを改善すると病気の予防につながるかもしれませんよ。

また、ストレスも原因のひとつとして考えられているそうなので、リフレッシュの方法を身につけて、ストレスに負けないような健康な心と身体を育んでいきたいですね。

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