肩こりの原因と内臓の関連が気になる方へ!?対策や解消法も!?
「国民病」とも呼ばれるほど、日本人には肩こりに悩む人が多く、たくさんの解決方法や解消グッズがありますが、何をやっても効かない場合にはどうしたら良いのでしょう。
生活習慣が原因の肩こりであれば、ストレッチや運動をしたり、お風呂にゆっくり浸かって血流を良くすることで解決できますが、それでも肩こりが治らない場合は内臓疾患の可能性もあるのだとか。
そこで今回は、肩こりの原因と内臓の関連が気になる方へ、対策や解消法をご紹介いたします。
肩こりの原因と内臓の関連は!?
・左肩が痛い時は心臓と関連が!?
左肩や左胸が痛む場合は、心臓の病が潜んでいる場合があり、放っておくと大きな病気を見過ごすことにもなりかねません。
たとえば狭心症や心筋梗塞の心臓疾患は、胸のあたりが締め付けられるように痛むものですが、「放散痛」といって心臓からかなり離れた部位に凝りの症状が出る場合もあるのだとか。
なぜなら、心臓に栄養を送っている冠動脈が詰まることで心臓疾患が起こるのですが、心臓に痛みを知らせる神経と、左肩に知らせる神経が関連しているため、左肩に症状が現れるそうです。
ただ、素人では判断できないものですので、何をしても治らない左側の肩こりは、一度専門の病院で診てもらうことをおすすめします。
・右肩が痛い時は肝臓と関連が!?
右肩や右の背中に痛みがある場合は肝臓の機能が低下している可能性があり、肝臓の上の横隔膜が刺激されて右肩の動きが悪くなることで肩こりにつながるのだそうです。
また、肝臓を疲れさせる原因としてはアルコールの過剰摂取が有名ですが、その他にも睡眠不足や食事のバランスが影響するそうなので気を付けましょう。
内臓の冷えも肩こりの原因ってホント!?
手足の冷えは体調不良につながると言いますが、実は内臓の冷えも肩こりには関係があるそうで、内臓が冷えていると上半身を中心に筋肉が硬直してくるのだとか。
そして、上半身の筋肉が硬直すると姿勢も猫背になり、肩こりにつながるそうなので、内臓を温める対策が必要ですね。
内臓の冷えを防ぐには、冷たい飲み物を控えることや、根菜などの身体を温める食べ物を摂取すること、また糖分を摂り過ぎないことも大切なのだとか。
また、寒い時期は室内から出るのが億劫になりますが、身体は動かさないと冷えていく一方なので、屋外が厳しければ室内でストレッチやヨガをするのも良いみたいですよ。
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肩こりは自律神経の乱れから!?
・2つの神経のバランス
内臓で何も異常が見つからなかった場合、その他に考えられる原因として自律神経が乱れている可能性もあります。
自律神経は体内の器官の活動を調整するために一日中働いていて、日中に働く「交感神経」と睡眠時に働く「副交感神経」の2つがバランス良く機能していると健康な状態を保てるそうです。
しかし、ストレスや睡眠不足、気候の変動により2つの神経のバランスが崩れると、血管や筋肉が疲労しやすくなり、肩こりにつながるのだとか。
自律神経の乱れを整えるには、病院に通院したり漢方を飲むなど様々な対処法がありますが、慌ただしい毎日のなかで続けていけるものを見つける必要がありますね。
・聞くだけで自律神経が整う!?
忙しい人でも簡単に試せるのが「聞くだけで自律神経が整うCDブック」で、自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部教授が監修した本です。
自律神経が乱れる原因は様々あり、一度の診察や薬ですぐに治るものではないそうなので、毎日少しずつ音楽を聞くことで身体を整えていけたら良いですよね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、肩こりの原因と内臓の関連が気になる方へ、対策や解消法をご紹介いたしました。
特に、心臓疾患の症状が胸の痛みに現れずに、左の肩こりとして出てくる場合があるとは驚きでしたが、身体は全て繋がっているのだと実感させられますよね。
まずは毎日の簡単なストレッチやマッサージで肩こりの様子を見て、どうしても治らない時には専門の病院を受診したりと、大病になる前に治療するようにしていきましょう。
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