幼稚園の謝辞の例文で感動させるオススメの書き方とは!?(卒園式)

サムネイル桜のつぼみが芽吹く季節を迎えると、幼稚園でも卒園式が催されますよね。

卒園式では、保護者代表の方が「謝辞」を読み上げてくださると思います。

その謝辞ですが、幼稚園の先生方への感謝を表するために、保護者一同の立場から贈る言葉らしいですよ。

また、責任重大な謝辞を任されてしまった方は、どんな文章を書けば良いのか頭を悩ませてしまうのではないでしょうか。

ですが、どういった構成で書き進めていったら良いのか事前に分かっていれば、迷わず書けそうですよね。

そこで今回は、幼稚園の卒園式の謝辞で感動させるポイントや、オススメの書き方と例文もご紹介いたします。

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幼稚園の卒園式における謝辞の書き方はコチラ!?

最初に、幼稚園の卒園式における謝辞の書き方をご紹介いたします。

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・冒頭の挨拶

まず、今から謝辞を読み上げることに対して、先に挨拶を済ませておく必要があります。

ただし、ここで長々と挨拶すると一気に締りがなくなりますから、簡素な一文で構いません。

・時候の挨拶

次に、卒園式の季節に応じた時候の挨拶を添えましょう。

なお、この挨拶も長くならないように短くまとめた方が、文章に締りが出ますよ。

・皆様へのお礼の言葉

冒頭と時候の挨拶を終えたら、卒園式に出席なさっている方々への感謝の気持ちを伝えましょう。

・幼稚園での思い出やエピソード

卒園式の謝辞において、みなさんが感動してしまうシーンは、この思い出やエピソードの部分みたいですよ。

つまり、謝辞の文章が感動的なものに仕上がるかどうかは、この部分にかかっていると言えそうですね。

ですから、ご自身とお子さんが幼稚園を通じて体験したことや、子どもたちの成長の軌跡、さらに先生方との思い出も盛り込んでみてはいかがでしょうか。

・先生方へのお礼の言葉

幼稚園での思い出やエピソードが書き終わったら、改めて先生方へのお礼を添えましょう。

なお、このお礼の言葉は簡素にまとめてもかまいませんし、少し長めに書いてしまってもOKです。

ただし、謝辞の文章も後半に入っていますので、思い出やエピソードよりも長くならないように気を付けてくださいね。

・卒園後の子どもたちについて

幼稚園を卒園した子どもたちは、新たな世界に旅立っていきますから、そのことについても触れておきましょう。

・結びの挨拶

最後に結びの挨拶を添えて、謝辞を締めくくります。

・日付と名前

ここまで書き終えたら、完成は目前ですが、文末に日付と名前を書き忘れないようにしましょうね。

また、卒園式当日の謝辞においても、最後に日付と名前を読み上げて終了となります。

幼稚園の卒園式における謝辞の例文はコチラ!?

次に、幼稚園の卒園式における謝辞の例文をご紹介いたします。

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卒園式の謝辞ですが、500文字から800文字程度が目安とされているみたいですよ。

そのため、書き進めているうちに長くなりすぎてしまった場合は、文章を整えながら短くしていきましょう。

・謝辞の例文

本日、卒園を迎えました園児の保護者を代表いたしまして、僭越(せんえつ)ながら一言ご挨拶申し上げます。

やわらかな春の日差しに、花のつぼみもふくらみ始める早春の佳き日(よきひ)に、厳粛(げんしゅく)かつ盛大な卒園式を執り行っていただきまして、誠にありがとうございます。

園長先生はじめ先生方ならびにご来賓(らいひん)の皆様には、保護者一同、厚くお礼申し上げます。

入園の頃、小さかった我が子と一緒に幼稚園の門をくぐった日のことが、懐かしく思い出されます。

そんな我が子もすっかり立派に成長し、今では頼もしさすら感じられて、目頭が熱くなる思いです。

幼稚園での行事を通じて、立ち止まることなく前へ進んでいく子どもたちの逞しい姿には、保護者のひとりとして大変驚かされていました。

子どもたちが今日こうして卒園の日を迎えられたのも、園長先生はじめ先生方が、時に温かく時に厳しくご指導くださったおかげと深く感謝しております。

今、改めて子どもたちの顔を眺めてみますと、将来への希望と自信に満ち溢れており、きらきらと輝いているように見えます。

本日より、新しい世界へ旅立つ子どもたちですが、これからもどうか温かく見守っていただけたら幸いです。

そして、園長先生と先生方ならびにご来賓の皆様には、保護者一同より重ねてお礼を申し上げます。

最後に、○○幼稚園のますますのご発展と、ご臨席の皆様のご健康とご多幸を祈念いたしまして、お礼の辞とさせていただきます。

本当に沢山の思い出をありがとうございました。

平成○○年○○月○○日

保護者代表 ○○○○

・卒園式の謝辞 例文の読み上げ

謝辞の例文ですが、こちらの動画も参考にしてみてくださいね。

例文に声が吹き込まれていますから、実際に謝辞を読み上げるときの速度も一緒につかめそうですよね。

謝辞の読み上げに自信のない方は、こちらの動画を視聴しながらチェックしてみましょう。

また、読み上げの練習に余裕を持たせたいのであれば、早めに謝辞を書き終えておきたいところですね。

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幼稚園の卒園式の謝辞で感動させるポイントはコチラ!?

最後に、幼稚園の卒園式の謝辞で感動させるポイントをご紹介いたします。

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・感謝の気持ちが大切

卒園式の謝辞を正しい形式や文章で仕上げることも大切ですが、最も重要なのは「気持ち」ではないでしょうか。

また、お子さんたちにとって大変おめでたい晴れ舞台での謝辞となりますから、前向きな希望に満ちた文章にしてみてくださいね。

なお、これは本番のスピーチでも同じですから、焦らず落ち着いたペースで読み進めながらも、明るい声や口調を心がけましょう。

さらに、緊張すると早口になりやすいそうなので、2秒ほど間を空けて次の文を読むようにすれば上手くいくみたいですよ。

そういった心遣いを忘れなければ、園児たちや保護者の方々・園長先生と先生方にも、感謝と喜びの気持ちが伝わると思います。

・幼稚園特有の習わしや傾向を、事前にリサーチしておく

どうやら、各幼稚園には卒園式の謝辞の傾向や習わしが存在しているみたいですよ。

そうなると、幼稚園側の歴代の謝辞に目を通しておきたいところですよね。

その場合、お子さんが通っている幼稚園の先生方にお願いすれば、歴代の謝辞を貸してくださるはずですよ。

また、以前に保護者代表として謝辞を読み上げた方から話を伺ってみるのもオススメです。

事前にそういった調査や下準備を済ませておけば、卒園式に出席なさる方々の心をつかみやすくなるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は幼稚園の卒園式の謝辞で感動させるポイントや、オススメの書き方と例文もご紹介いたしました。

まずは、卒園式の謝辞として失礼にあたらない文章を意識することが大切なのかもしれません。

その上で、先生方への感謝の気持ちを惜しみなく伝えられたら嬉しいですよね。

また、当日は緊張するかもしれませんが、力まずにリラックスして挑めば、無事に乗り切れると思いますよ。

ぜひとも、卒園式に出席なさった方々が感動してしまう謝辞を完成させてくださいね。

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